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 朝日新聞社は「世論データベース」を12月10日にオープンした。このデータベースには、1946年から現在まで続く本社全国世論調査のほぼすべてにあたる700以上の調査結果を収録しており、今後実施する全国世論調査の結果も順次追加していく。戦後の国民世論の変化をつぶさに確認することができる。

 調査年月や質問のキーワードなどで検索して調査結果を調べることができるほか、歴代内閣の支持率や政党支持率を時系列で表示、比較することもできる。2018年以降の調査については、男女別や年代別、支持政党別などクロス集計の結果も見られる。

 朝日新聞デジタルの有料会員であれば追加の費用はなく、すべての機能を利用することが可能だ。

世論データベース:https://www.asahi.com/yoron/database/

 世論データベースのメニューは「調査から探す」、「キーワード検索」、「内閣支持率」、「政党支持率」の四つ。

 「調査から探す」では、これまで実施した調査の結果を「調査単位」に調べることができる。調査年月や調査方法(面接、郵送、電話など)で絞り込んで検索することも可能だ。調査のタイトルを選択すると、その調査で聞いた質問の一覧が表示され、質問文を選択すると、調査結果がグラフで表示される仕組み。

 「キーワード検索」では、「政治」や「景気」といった自由なキーワードで、登録されている全ての質問文を検索して、結果を見ることができる。こちらについても、調査年月や調査方法による絞り込みも可能だ。

 「内閣支持率」では、歴代内閣の支持率と不支持率を時系列グラフで一覧することができる。調査年月だけでなく、歴代内閣ごとに絞り込む機能もある。

 「政党支持率」では、過去の政党支持率を、表形式で一覧することができる。これも調査年月で絞り込んでの表示が可能だ。

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