皇位継承を巡る自民党の意見書を額賀衆院議長に手渡す麻生副総裁(中)と茂木幹事長(右)=4月26日午前、国会内

額賀福志郎衆院議長は7日夜、議長公邸で与野党幹部らと会食し、来週にも安定的な皇位継承策に関する与野党協議を始める考えを伝えた。出席者が明らかにした。

政府の有識者会議が2021年に提示した①女性皇族が結婚後も身分保持②旧宮家の男系男子が養子として皇籍復帰――の2案を中心に議論する見通しだ。

各党はそれぞれの考え方をまとめて額賀氏に提出していた。自民党は2案を「妥当」と評価する意見書を衆参両院議長に提出した。立憲民主党は女性皇族が結婚後も皇室にとどまる「女性宮家」創設を緊急課題とする見解をまとめた。

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