会談に臨む、自民党の浜田国対委員長(中央左)と立憲民主党の安住国対委員長(同右)ら=8日午前、国会

 自民党の浜田靖一、立憲民主党の安住淳両国対委員長が8日午前、国会内で会談した。自民派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法改正などを巡り協議。安住氏は7日の立民、日本維新の会、共産、国民民主の4野党国対委員長会談を踏まえ、与党案の早期提示や、岸田文雄首相の衆院政治改革特別委員会への出席を求める方向だ。

 4野党国対委員長はこの他、政策活動費の使途公開に加え、国会議員が連帯責任を負う「連座制」の導入や企業・団体献金の禁止が必要だと確認した。調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使途公開も求めている。

 両党は、8日午後も実務者協議を継続する。

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