「週刊ポスト」は、日本維新の会の中条きよし参議院議員が、知人の男性に年利60%の高金利で1000万円を貸し付ける契約を結んでいたなどと報じた上で、複数の人に貸し付けていた場合、法律に違反する可能性があると指摘しました。
これについて中条氏は、藤田幹事長が同席する中、国会内で記者団の取材に応じ、参議院議員になる前の2021年に知人からの依頼を受けて1年で返済する約束で1000万円を貸したことを明らかにしました。
その上で「金利の話は事実無根だ。契約書では金利は空欄になっていて、本人が『どうしましょう』と言うので『もらう気はないので好きにしてほしい』と言った」と述べました。
また、貸金業にあたる行為はしていないという認識を示した上で「貸したお金は1円も戻ってきていない。自分は昭和の人間ですぐに人を信用するが、これから先は二度とお金を貸さない」と述べました。
中条氏は参議院比例代表選出で、歌手や俳優として活動し、おととし7月の参議院選挙に日本維新の会から立候補して初当選しています。
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