岸田文雄首相は13日の政府与党連絡会議で、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法改正に関し「与党間でしっかり協力し、今国会中の改正実現に向けて全力を尽くしてほしい」と述べた。自民、公明両党が9日に大筋合意した与党案を受け、与野党協議が本格化するのを見据えた発言。
首相は外国為替相場について「最近の円安の動きを十分注視しており、政府、日銀は引き続き密接に連携していく」と強調した。
自民の渡海紀三朗政調会長は規正法改正を巡り「公明との協議は続けていく必要はあるが、野党とも話していく段階に入った」と前橋市で記者団に語った。
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