木原稔防衛相は9日の閣議後の記者会見で、米英豪の3カ国による安全保障の枠組み「AUKUS（オーカス）」が技術面での日本の参加を検討すると発表したことを歓迎した。「AUKUSの重要性を認識しつつ、防衛力強化に資する取り組みを進める」と述べた。
日本はAUKUSと人工知能（AI）や量子といった先端技術の研究で連携し、防衛装備品の開発などにつなげる見通しだ。木原氏は「日本としてAUKUSの取り組みを一貫して支持する」と強調した。
上川陽子外相も「AUKUSの取り組みはインド太平洋の平和と安定に資するものだ」と指摘した。
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