自民党の長谷川岳参院議員(北海道選挙区)が、札幌市職員らの参加する会議で、「狂っとるよ」「僕はぶち切れるよ」などと発言していた問題で、長谷川氏は15日、国会内で記者団の取材に応じ「これ以降こういう表現がないよう努力すると誓う」と釈明した。

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 問題の発言は、3月9日に札幌市内のホテルで行われた脱炭素化に関する打ち合わせであった。朝日新聞が同市への情報公開請求で入手した音声記録や議事録で確認した。

 長谷川氏は音声を自分でも確認したといい、「指摘の内容は別にしても、(市職員らが)萎縮をするようなきっかけになったことは誠に反省することだと思う」と話した。

 議員辞職の考えを問われると、「もう一回ゼロからやり直させていただきたいということで、(地元から)賛同を得たので引き続き頑張りたい」と否定した。

 長谷川氏をめぐっては、歌手の吉幾三氏が「飛行機で態度が横柄な国会議員がいる」とSNSで投稿するなど、これまでの不適切な言動が指摘されていた。(鈴木春香)

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