この「生命のメッセージ展」は犯罪や交通事故で家族を失った遺族などが、命の尊さを伝えようと全国各地で開いていて、14日から国会議員などに向けて、国会内が会場となっています。

会場には、亡くなった149人の等身大のパネルとともに、遺品の靴や写真などが展示され、15日午後、岸田総理大臣が訪れました。

そして主催者の説明を受けながらパネルや遺品を見て回り、添えられた遺族のメッセージにも目を通していました。

このあと岸田総理大臣は、記者団の取材に応じ「犯罪や事故から国民の命を守るのは、政府の大変重要な役割だ。犯罪に遭われた方、ご家族の気持ちに寄り添いながら、政府として対策に真剣に取り組んでいかなければならないと強く感じた」と述べました。

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