自民党の長谷川岳参院議員が自治体職員に威圧的な言動をしたとされる問題で、松本剛明総務相は16日、長谷川氏が2019~20年に総務副大臣を務めていた際の言動を調査しない考えを示した。参院総務委員会で立憲民主党の小沢雅仁氏に対し、長谷川氏は既に副大臣などの立場を離れているとして「当時のことを確認することは考えていない」と答弁した。
松本氏は、省内にハラスメントの相談窓口を設置していると説明した上で「長谷川氏について相談が寄せられた事実はなかったと報告を受けている」と述べた。一方で長谷川氏が副大臣に就任した約1カ月半後に担当秘書官が健康上の理由で交代していたことも明らかにした。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。