広島市で開かれた自民党の政治刷新車座対話であいさつする平井卓也広報本部長=16日午前

 自民党の平井卓也広報本部長は16日、衆院解散・総選挙に関し「今したら大変不都合な結果になるだろう。そうではない時期に選挙が行われると想像している」と述べた。平井氏は岸田文雄首相が率いた岸田派所属。6月の通常国会会期末に合わせた解散論を「身内」がけん制した形だ。  首相の地元・広島市で開いた自民の政治刷新車座対話後、記者団に語った。出席者によると会合では、党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、広島県連幹部から「安倍派や二階派の問題なのに、なぜ責任論が出ているのか」と首相を擁護する意見が出た。


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