上川陽子外相は16日、有識者から政府開発援助(ODA)に関する提言を外務省で受け取った。日本が得意とする科学技術を活用したODAを推進すべきだという内容。上川氏はウクライナへの支援策として、日本の民間非営利団体(NPO)がカンボジアなどで長年従事し知見がある地雷除去に先行して取り組む考えを示した。
提言は、外務省参与を務める松本洋一郎東大名誉教授が手渡した。ODAを巡り、開発途上国への継続的な技術協力や研究者の人材交流の必要性を盛り込んでいる。
上川氏は1月に訪問したウクライナ情勢に関し「経済発展の地ならしを日本に期待する声が大きい」と説明した。
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