南太平洋のフランス領ニューカレドニアで続く暴動を巡り、短期渡航の邦人4人が21日、空路で出国し、オーストラリア東部ブリスベンに到着した。豪政府の支援を受けたという。外務省が22日、明らかにした。

現地では、中心都市ヌメアの国際空港が閉鎖され、商用便の運休が続いている。豪政府は自国民の帰国支援のため、軍の輸送機を派遣していた。

外務省によると、ニューカレドニアには短期渡航の約50人を含め、現在約300人の邦人が滞在している。

21日、フランス領ニューカレドニアの中心都市ヌメアの空港で、オーストラリア空軍の輸送機に乗り込む旅行者ら=豪国防省提供(AFP時事)

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