林芳正官房長官は23日の記者会見で、中国人民解放軍が台湾の周辺で軍事演習を始めたことについて「台湾海峡の平和と安定の重要性について中国側に直接しっかりと伝える。日本として両岸関係の推移をしっかりと注視していく」と述べた。

「台湾海峡の平和と安定は日本の安全保障はもとより、国際社会全体の安定にとっても重要だ」と指摘し「台湾を巡る問題が対話により平和的に解決されることを期待するというのが日本の一貫した立場だ」と強調した。

中国人民解放軍によると、軍事演習は24日まで実施するという。台湾で20日に総統に就いた民主進歩党(民進党)の頼清徳(ライ・チンドォー)氏を威圧する狙いがある。

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