岸田文雄首相は23日、東京都内で講演し、東南アジア諸国連合(ASEAN)と連携して、人工知能(AI)や半導体に関する高度デジタル人材を今後5年間で10万人育成することを目指すと表明した。ASEANとの協力を進め、関係を一層強固にする狙いがある。
脱炭素化の実現に向けて、日本とオーストラリア、ミャンマーを除くASEAN各国の計11カ国による連携枠組み「アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)」の第2回閣僚会合を、8月にインドネシアの首都ジャカルタで開くことも発表。今後の首脳会合開催を視野に、脱炭素化の鍵となる電力や運輸、産業部門で資金や人材面に関するイニシアチブを打ち出すとした。
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