立憲民主党の岡田克也幹事長は25日、大阪市で27日に開催を予定していた自身の政治資金パーティーを中止することを決めた。党関係者が明らかにした。立憲は政治資金パーティーを全面禁止する法案を国会に提出する一方、岡田氏ら党幹部が開催を予定していることに批判が出ていた。

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 また、6月に東京で開催を予定していた大串博志選挙対策委員長も中止を決めた。泉健太代表が朝日新聞の取材に明らかにした。

 岡田氏は24日には、「我々が企業・団体献金やパーティーの禁止を言っているからといって、自分の手を縛ることはしない。自分たちだけ縛っては競争にならない」として、パーティーを予定通り実施する考えを示していた。批判を受け、中止を決めたとみられる。

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