富士フイルムは14日、韓国で半導体材料工場が完成したと発表した。デジタルカメラやスマートフォンなどに使う「イメージセンサー」と呼ばれる半導体に必要な材料を生産する。試運転などを経て12月末に本格稼働する計画で、韓国サムスン電子など大手メーカー向けに供給する。
イメージセンサーは車の自動運転や監視カメラなどに用途が広がり、市場の拡大が見込まれる。富士フイルムは材料の生産体制を強化しており、韓国工場に加えて、25年春には熊本県でも新たな生産設備が稼働する見通しだ。
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