小田急電鉄と小田急エージェンシーは17日、JR新宿駅南口に新設した大型ビジョン「新宿サザンテラスビジョン」でXR技術を活用した実証実験を開始した。電気自動車(EV)大手テスラが実験に協力し、大型ビジョンに「サイバートラック」など主力の3車種が走行する30秒の立体映像を表示。映像内の二次元コードをスマートフォンで読み込むと、ブラウザー(閲覧ソフト)内にサイバートラックが出現し、ラジコンのように操作したり、運転席からの視点を体験したりできる。

実験を担当する小田急エージェンシーの内山真シニアマネージャーは、「様々なものにXR技術を組み合わせることで、新しい価値が生まれていく。色々なパートナーと組みながら実証していきたい」と話す。立体映像は午前10時から午後5時まで、1時間に20回放映する。実験期間は30日まで。【時事通信社】

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