東北電力女川原発2号機。手前は防潮堤=13日

 東北電力は27日、女川原発(宮城県女川町、石巻市)2号機の30年超運転に必要な認可申請書を原子力規制委員会に提出した。2号機は9月ごろの再稼働を予定しており、2025年7月に運転開始30年を迎える。

 25年6月に始まる新制度では、運転開始30年以降は10年を超えない期間ごとに、施設の劣化状況の確認方法や必要な措置などをまとめた「長期施設管理計画」を策定し、規制委の認可を受ける必要がある。

 東北電は計画に、機器や部品の製造中止に備え、情報入手や取り換えまでを管理するルール策定などを盛り込んだ。「今後の審査に適切に対応するとともに、安全性向上に努める」としている。

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