東証が2日公表した2023年度株式分布調査によると、東証など国内4取引所に上場する企業の個人株主は延べ人数で22年度比462万人増加し、7445万人と過去最多となった。株価の上昇基調に加え、NTTなどによる株式分割で投資単位が下がり、個人が買いやすくなったことが背景にある。

個人株主の増加は10年連続。株式分割の影響で247万人増加した。昨年7月、1対25の株式分割を実施したNTTで約106万人増えたほか、オリエンタルランドと三菱商事ではそれぞれ約11万人ずつ増加した。

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