新宿ワシントンホテル(東京都新宿区)で24日、子どもたちが地球環境の大切さを楽しみながら学ぶ「世界にひとつだけ! My SDGs新聞&MOTTAINAIバナナパフェ作り」が開かれ、小学生や保護者約60人が参加した。
同ホテルは、地球環境保全に取り組む毎日新聞社MOTTAINAIキャンペーンに昨年から賛同している。朝食ビュッフェ会場に「MOTTAINAI」のロゴと「食べられる分だけお取りください」というメッセージを英語や中国語などで記した印刷物を掲示し、食べ残しの削減に取り組むほか、以前なら規格外で捨てられていた「もったいないバナナ」を使ったメニューも提供している。
イベントのテーマは「ホテルで発見!サステナビリティー」。子どもたちはSDGsやMOTTAINAIキャンペーンについて学んだ後、普段は見ることができないホテルのバックヤードツアーに出発。食材が保管された大型冷蔵庫や冷凍庫を見学したり、環境に配慮した「エコ清掃」や福祉用具の使い方を学んだりした。
ツアーから戻った子どもたちは、自分の写真入りの新聞に、この日学んだことや感想を書き込み、オリジナルの新聞を完成させた。「もったいないバナナ」やケーキの上に、アイスクリームやチョコレートを盛り付けたパフェも作って味わった。
参加した東京都北区立なでしこ小3年の福住美春さん(8)は「車いすを使う人のためにハンガーの高さが低くしてあった。普段は見られない場所が見られて、とても楽しかった」と笑顔を見せていた。【竹内紀臣】
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