熊本県は20日、県内の様々な産業に従事する人材確保・育成に向けた「くまもとで働こう」推進本部の初会合を開いた。県内では台湾積体電路製造(TSMC)の国内第1工場開所に伴い、半導体関連産業の集積が進む。会合では2023〜24年度で7000人規模の人手不足が続いていることなどが報告された。
この日の初会合では、このほか、製造業や流通、サービスなど107社への調査で「人手不足感がある」との回答が75%に上ったことも紹介。高校卒業者の県内就職率が全国ワースト5位と、県外流出の多さを指摘する声もあった。県は10月に改めて会合を開き、25年度当初予算に対策を盛り込む計画だ。
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