岩手銀行と環境省東北地方環境事務所は22日、脱炭素と、地域固有の資源を活用して進める地域循環型のローカルSDGs(持続可能な開発目標)の実現に向けた連携協定を締結した。地方公共団体や企業の脱炭素への取り組みを協力して後押しする。10月下旬には盛岡市で企業向け合同セミナーを予定する。
岩手銀の行員向けに意識向上のための研修会を共同で開く。環境省認定の脱炭素アドバイザー資格の取得も推し進める。岩手銀は2050年のカーボンニュートラル(温暖化ガス排出量実質ゼロ)実現に向けて、22年から関連出資などをしてきた。
東北の金融機関で同様の協定を結ぶのは23年12月のフィデアホールディングスと傘下2行に次ぐ2例目。
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