原子力規制委員会は26日、日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県)が新規制基準に適合せず、審査不合格とする「審査書」案を28日の定例会合で議論すると発表した。審査書案は了承される見通しで、一般からの意見公募を実施すれば、10月以降に不合格が正式決定する。不合格は2012年の規制委発足後初めてとなる。
規制委の審査チームは、原子炉の北約300メートルにある「K断層」が活断層で、原子炉建屋直下まで延びている可能性があると指摘。活断層の上に重要施設の建設を禁じた新規制基準に適合しないと判断した。
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