北海道経済産業局は2日、GX(グリーントランスフォーメーション)推進チームの全体会議を初めて開催した。チーム長には鈴木洋一郎局長が就き、GXに関する情報を共有したり連携を強化したりする。鈴木局長は「GXという横串を通したうえで、GX推進機構など関係機関とも連携を密にして北海道のGX推進を一層強化する」と語った。
チームは同局内に8月末に立ち上げた。チームは課をまたぎ、総勢38人。それぞれの課長などで構成するグループ長同士の会議は月1回程度の頻度で開く。「北海道GX推進官」という新たな管理職を設け、資源エネルギー庁の風力事業推進室長の福岡功慶氏が就任した。
同チームで再生可能エネルギーの導入促進や、水素など脱炭素燃料の供給体制構築、市場開拓などを推進する。9月2日に開設されたGX推進機構北海道デスクや、エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が10月に岩内町に設ける洋上風力調査北海道連絡事務所、道内自治体などとも連携する。
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