カゴメが富士見工場に導入した蓄電池システム(長野県富士見町)

カゴメは、野菜飲料などを製造する富士見工場(長野県富士見町)に蓄電池システムを導入した。約300キロワットの太陽光パネルも増設し、太陽光発電比率を約2割から3割に拡大する。工場が稼働していない休日に太陽光で発電した電力をため、平日の夜間の稼働に利用することが可能になる。年間約200トンの二酸化炭素(CO2)排出量の削減を見込む。

同社の工場で蓄電池システムを導入するのは初めて。4月から電力の供給量に合わせて使用量を調整する「デマンドレスポンス(DR)」の検証を別の工場で始めており、蓄電池システムの活用によりDRの実現可能性も拡大するという。

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