鹿児島・徳之島の森で夏鳥リュウキュウアカショウビンの幼鳥=写真下=が姿をみせている。親とみられる成鳥のそばで休む様子が愛らしい。
カワセミの仲間で、炎のように鮮やかな色合いのくちばしと体が目立つ。本土に渡るアカショウビンと比べ、羽が紫がかっているのが特徴だが、幼鳥は体色が淡い。
例年は4月ごろに東南アジアから南西諸島に飛来して繁殖し、9月に南へ旅立つ。「キョロロロー」という美声が聞こえなくなると、島の夏が終わる。(外尾誠)
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