スウェーデンのカロリンスカ研究所は7日、今年のノーベル生理学・医学賞を米マサチューセッツ州立大メディカルスクールのビクター・アンブロス氏と、米ハーバード大のゲイリー・ラブカン氏に贈ると発表した。業績は「マイクロRNAの発見と転写後遺伝子制御におけるその役割について」。遺伝子制御に重要な役割を果たす新しいタイプのRNAを発見したことが評価された。
昨年の同賞は、新型コロナウイルスのmRNAワクチンの実現につながる発見をしたカタリン・カリコ氏とドリュー・ワイスマン氏が受賞していた。
今年のノーベル賞の自然科学分野では、同賞のほか、8日に物理学賞、9日に化学賞が発表される。
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