日本将棋連盟の本部がある「将棋会館」は1976年に東京 渋谷区千駄ヶ谷に建設されましたが老朽化のため先月、現在の会館から程近いJR千駄ヶ谷駅近くの新しいビルに移転しました。
新しい将棋会館での初めてのイベントとして、45の国と地域のアマチュア棋士による「国際将棋トーナメント」が8日から始まり、9日はトーナメントで優勝した中国の許諾さんが藤井聡太七冠と記念の対局を行いました。
対局は藤井七冠が「角」を持たない状態で始める「角落ち」で行われ、許さんは果敢に攻めを仕掛けるものの中盤のミスで形勢を不利にし、対局開始後40分に81手までで投了しました。
敗れた許さんは対局後「藤井さん、すごいすばらしい」と対局した喜びを日本語であらわしていました。
また、藤井七冠は「序盤からしっかり指されていて勉強されていると感じました。中国だけでなく、その他の国や地域からも強い方が出てくると思うので今後が楽しみです」と話していました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。