桂雀々さんは大阪市出身で、1977年に「爆笑王」とも呼ばれた上方落語の二代目 桂枝雀さんに入門し、初舞台を踏みました。

スピード感あふれる語り口や大きな身ぶりを交えて熱演する芸風で人気を集め、各地で精力的に落語会を開いてきました。

芸歴35周年を迎えた2011年からは拠点を東京に移し、数多くのテレビドラマや映画などにも出演。

映画監督の山田洋次さんが脚本などを務めた2020年放送のNHKのドラマ「贋作 男はつらいよ」では主人公の車寅次郎を演じて、新たな寅さん像を表現しました。

所属事務所のホームページなどによると糖尿病のため入院し、出演予定だった年内の落語会を休演していましたが、肝不全のため20日に亡くなったということです。

64歳でした。

後日、お別れの会を開催する予定だということです。

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