19日午前4時ごろ、鹿児島県など西日本の上空で、光の塊がゆっくりと分裂しながら動いていく様子が観測された。専門家によると、中国の宇宙船が落下し、大気圏に再突入して燃え尽きたとみられる。
朝日新聞が垂水市に設置しているライブカメラでも、桜島の奥に光が動いていくのが映っていた。
神奈川県平塚市博物館の藤井大地学芸員によると、昨年10月に打ち上げられた中国の有人宇宙船「神舟17号」の「軌道モジュール」だった可能性があるという。飛行士3人が乗った帰還カプセルが切り離された後も宇宙を回っていた。
鹿児島市などでは19日未明、数十秒にわたって分裂しながら消えていく光の塊が見られ、SNSにも動画がアップされていた。
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