原子力規制委員会は15日、東京電力柏崎刈羽原発7号機(新潟県)の原子炉に核燃料を装塡(そうてん)することを承認した。東電は準備ができ次第、同日午後4時ごろをめどに燃料の装塡を始める方針。

 今後は原子炉の特性を調べる試験などを実施。確認が終われば、原子炉内で核分裂が連続する「臨界」の操作の承認書を規制委が出し、再稼働できる状態となる。柏崎刈羽原発はテロ対策の不備が相次ぎ、規制委から2021年に事実上の運転禁止命令を受け、昨年末に解除された。再稼働に向けて地元自治体の同意が焦点となっている。

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