BYDは5月22日、最新技術を搭載した新型電動2階建てバス『BD11』を、英国のロンドンバス博物館で発表した。
BD11の導入は、英国の公共交通シーンにおいて重要な瞬間を迎えることを意味するという。今年後半にはロンドンでの運行が開始される予定で、その後、地方向けモデルも計画されている。
BD11は、BYDのブレードバッテリーを搭載しており、最大532kWhの市場トップクラスのバッテリー容量。このバッテリーは、優れた航続、性能、急速充電能力を持ち、デュアルガン充電やパンタグラフ急速充電に対応している。
0%から100%までの充電が2時間で完了する。このバッテリーは2020年に導入され、市場で最も安全なバッテリーを開発するというBYDの決意を反映している。
さらに、BD11は統合された熱管理システムを備えており、エネルギー利用を最適化する。運転手と乗客の快適性と安全性を最優先に考え、アクティブサスペンションコントロールや先進運転支援システム(ADAS)などの安全機能も充実している。
BYDは、自社でパワートレインシステム、パワーバッテリー、自動車用半導体、モーターおよびモーターコントローラーシステムを開発している。英国の道路上では1800台以上のBYDの「eバス」が運行しており、総運行距離は8000万マイルを超え、137万トンのCO2排出削減に貢献している。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。