アウディは5月29日、新型電動SUV『Q6 e-tron』に、欧州で後輪駆動の「パフォーマンス」を追加設定すると発表した(Audi Q6 e-tron Performance)。

『Q6 e-tron パフォーマンス』は、後輪駆動と総容量100kWh(正味94.9kWh)の新開発リチウムイオンバッテリーを搭載し、WLTPサイクルで最大641kmの航続を実現する。この性能はQ6 e-tronシリーズの中でもトップクラスという。

さらに、スケーラブルな「プレミアムプラットフォームエレクトリック(PPE)」は、初の純粋な後輪駆動グレードとしてその柔軟性を示している。

アウディQ6 e-tronは、アウディの新世代電動車両の幕開けを象徴するモデル。2024年3月の世界初公開では、285kWのシステム出力を持つ『Q6 e-tronクワトロ』と、380kWのシステム出力を持つ『SQ6 e-tron』の2つのモデルが発表された。

今回、欧州で追加されたQ6 e-tronパフォーマンスは、効率的な後輪駆動を特徴としている。コンパクトで強力な永久磁石同期モーター(PSM)は、240kWのシステム出力を発揮し、0~100km/h加速は6.6秒だ。これにより、長い航続や短い充電時間を求める顧客にとって、魅力的な選択肢となる、と自負する。

WLTPサイクルで最大641kmの航続を持つQ6 e-tronパフォーマンスは、セグメントで最も長い航続を誇るモデルの一つ。急速充電ステーションでは、10分間で最大260kmの航続に必要なバッテリー容量を充電できる。

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