ヒョンデは、2024年5月30日より出張整備サービスの強化を目指し、整備専用車両『モバイルサービスカー(通称:ヒョンデ Qちゃん)』2号機の稼働を開始する。これにより、事業拡大に伴う整備需要に対応し、モバイルサービスの強化を図る。
モバイルサービスカー1号機は、『IONIQ 5』の広々とした空間性と快適な室内デザインを活かし、カフェのようなインテリアを採用した。工場へ入庫する手間を軽減し、ヒョンデならではのホスピタリティを提供している。
新たに稼働を開始する2号機は、1号機の実績を基に、より現場に特化した実践的な工具を搭載。車体のリフトアップやオフロード用タイヤを採用し、異なるコンセプトでのサービスを提供する。専門メカニックが出張費無料で訪問し、自動車整備の効率化と手続きの煩わしさを軽減する。
さらに2号機は、EV整備に特化し、IONIQ 5のV2L機能を活用して非常時の電力供給や災害現場での支援活動にも対応する計画がある。ヒョンデは、ZEV(ゼロエミッションビークル)のあるカーライフをより便利に楽しんでもらうため、全国62箇所の協力整備工場と連携し、アフターサービスを提供している。
「モバイルサービス」は、不具合が発生した際に出動できる出張整備サービスで、初動不具合診断、部品交換、ソフトウェアアップデートなどを現地で対応する。車両の修理時に整備拠点への入庫を必要としない新しいアフターサービスの在り方を提案している。
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