キャデラックは5月29日、新型電動SUV『オプティック』(Cadillac Optiq)を米国で発表した。米国やヨーロッパを含む世界10以上の地域で販売される予定だ。
オプティックは、デュアルモーター全輪駆動を採用する。ひとクラス上の『リリック』と比較して、ホイールベースが152mm短く、より機敏なアーキテクチャを実現している。キャデラックによると、オプティックは483kmの航続が可能。「アルティウム」プラットフォームと低転がり抵抗タイヤが、その性能に寄与している。
オプティックには、蓄電容量85kWhのバッテリーパックが搭載されており、モーターは300hpのパワーと354lb-ftのトルクを発揮する。DC急速充電により、約10分で127kmの航続に必要なバッテリー容量を充電できる。また、「Regen On Demand」やワンペダルドライビングといった運転支援機能も搭載されている。
デザイン面では、スポーティで若々しい外観が特徴で、固定ガラスルーフやブラッククリスタルグリルなどの独自のデザイン要素が含まれている。内装は高技術で快適な空間を提供し、100%リサイクル素材から作られたアクセントファブリックやPaperWoodベニヤが使用されている。
技術面では、33インチのLEDディスプレイや「Super Cruise」運転支援技術、Google内蔵のインフォテインメントシステム、19スピーカーのAKGオーディオシステムなどが標準装備されている。
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