環境に優しいパーソナルモビリティを活用した交通システム、まちづくり、地域社会の活性化を推進する展示会「BICYCLE-E・MOBILITY CITY EXPO 2024~自転車-電動モビリティまちづくり博~」が、6月5~6日の2日間、東京の新宿住友ビル三角広場で開催中だ。主催はBICYCLE-EMOBILITY CITY EXPO 2024実行委員会(運営事務局:株式会社ライジング出版)。
BICYCLE-E・MOBILITY CITY EXPO 2024は、2024年で9年目の開催となる。主要テーマは、自転車から電気自動車、電動ミニカー、電動スクーターなど環境に優しいパーソナルモビリティの普及、活用、及びそれらのモビリティを活用したまちづくり、安全で機能的な移動システムの構築をめざす、というものだ。
脱炭素・カーボンニュートラルをベースとしたまちづくりは世界的な潮流であり、環境未来都市の創造は不変のテーマだろう。地球環境に優しい移動システムの構築は世界の主要先進都市が取り組んでいる課題だ。BICYCLE-E・MOBILITY CITY EXPO 2024はこのテーマを掘り下げ、モビリティの先進機能に焦点を合わせるとともに、安全で利便性の高い移動システム、地球環境に配慮したハイテク交通システムの構築を推進する。
毎年、本展示会には多彩な脱ガソリン・電気仕掛けの製品が展示される。パーソナルモビリティを状況に合わせて機能的・複合的・効果的に活用することが、まちづくりには必要だろう。EV充電インフラの拡充、高機能駐輪場・駐車場の整備、高度化した走行路の確立など、取り組まねばならない課題は少なくない。
BICYCLE-E・MOBILITY CITY EXPO 2024は、それらの課題と向き合い、次世代交通システム、環境未来都市の理想像を探っていく。社会情勢を踏まえた新たな電動モビリティ、移動システム、利用環境発表の場であり、日本国内外に向けてのオピニオン発信基地でもある。
開催コンテンツは、自転車・電動モビリティ・電気自動車・EV充電機器の展示、駐輪・駐車場システム、安全で機能的なモビリティ走行空間の整備拡充、MaaS、モビリティブレンド、中央官庁・地方自治体の交通政策、研究者・ジャーナリストらによるパネルディスカッションなど。今回の展示は、バッテリー性能の向上に伴ってか、昨年までより大型の電動車両や、充電器、充電サービスが増えた印象だ。
出展・集客対象は全国の自治体、デベロッパー、駐輪場・駐車場関連業者、自動車・自転車販売店、自転車・EV関連業者、自動車利用者、サイクリスト、EV利用者、道路・建築関連業者、物流関連業者、情報・通信関連企業、鉄道・交通関連企業、商業施設・公共施設・オフィスビル関係者、商店街関係者、食品デリバリー関連業者など。主催者による集客目標は1日5000人、2日間合計1万人超となっている。
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