フィアットは6月6日、コンパクトEV『500e』の限定車「500e ミラフィオーリ」をイタリアで発表した(Fiat 500e Mirafiori)。1974年に発表された『131ミラフィオーリ』のデビュー50周年と、その生産拠点のイタリア・ミラフィオーリ工場の献身的な労働力に敬意を示している。
500e ミラフィオーリは、カブリオレの「オープン」がベース。EVパワートレインのバッテリーは、蓄電容量が42kWhと23.8kWhの2種類を用意した。新色の「セレスティアルブルー」のカラーが特徴で、イタリアの夏にぴったりという。この車は、日常生活に「ラ・ドルチェ・ヴィータ」の精神を吹き込むことを目指している。
標準装備として、レベル2の運転支援システムや360度ドローンビューの駐車支援システムが含まれている。また、プレミアムなソフトタッチシート、10.25インチのタッチスクリーンラジオ、320WのJBL製プレミアムオーディオシステムが搭載された。ナビゲーション、コネクトサービス、フルLEDプロジェクターも装備されている。
16インチのバーニッシュドアルミホイールやクロームアクセントが、プレミアムなインテリアに洗練された雰囲気を加えている。また、トリノのスカイラインと「MIRAFIORI」のサインを刻んだ専用クロームプレートを採用している。
500e ミラフィオーリは、今夏からイタリア市場限定で販売される予定、としている。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。