テスラのイーロン・マスクCEOは6月9日、電動SUVでEVの『モデルY』について、年内に改良新型を発表しないと明言した。

モデルYは、テスラの最量販モデルだ。テスラは2023年、グローバル累計で180万台の生産を達成し、その中でもモデルYが120万台を納車したと発表した。これにより「地球上で最も売れている自動車はモデルY」、とアピールしている。

テスラが2023年に取り組んだ生産体制の改善は、テスラが目標に掲げる持続可能なエネルギーへの移行を加速させる上で大きな一歩となった。ギガファクトリーの効率化により、グローバル累計で180万台の生産を達成し、その中でもモデルYは120万台を超える納車台数を記録した。

マスクCEOは、このモデルYに関して、年内に改良新型の発表は行わないと明言した。モデルYと車台などを共用している『モデル3』は、すでに改良新型を発表済み。しかし、モデルYについては、現行型のまま2025年を迎えることになりそうだ。なお、マスクCEOは、「テスラは(発表していないものも含めて)継続的に改良を行っている」、としている。

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