現行型登場から6年以上が経過したスズキ スイフトスポーツの熟成度を判定する!! 2017年に発売され軽量でありながら1.4Lターボを搭載し、さらには6MTと走り好きにはたまらない1台に仕上がっている。2020年には運転支援まで充実し、商品力は十分に高い一台だ。

※本稿は2024年3月のものです
文/渡辺陽一郎、写真/ベストカー編集部、SUZUKI
初出:『ベストカー』2024年4月26日号

■スズキ スイフトスポーツ(2017年9月デビュー)熟成期間:6年5カ月

2017年登場のスズキ スイフトスポーツ(216万4800~233万5300円)。140psの1.4Lターボを搭載。6MTと6ATを設定

 2017年に発売され、2020年には安全装備を充実させた。後方の並走車両を検知して警報するブラインドスポットモニター、後退時の事故を防ぐリヤクロストラフィックアラート、車間距離を自動制御できる運転支援機能などを全車に標準装着した。

 2023年には6速MTが一度販売を終えたが、その直後に改良を受けて復活している。ベース車のスイフトは一新されたが、スイフトスポーツは販売を続ける。エンジンを変更するような大規模の改良は受けていないが、商品力に不満はない。

 前述の2020年の改良では、ほかのコンパクトカーではオプションになることの多い安全装備を標準装着した。

●主なマイナーチェンジ
・2020年:一部改良(後退時ブレーキサポートや全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール、車線逸脱抑制機能などを標準装備)
・2023年11月:一部改良

●熟成度……75点(100点満点中)

●判定……気に入れば買い!

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