価格なども徐々に見えてきたランドクルーザー250。「高い高い」とブーイングもSNSでは聞こえてくるが、そんなに落ち込む必要はなさそうという分析を編集部ではしている。もしかすると本当の「ベースグレード」があるのかもしれないぞ。
文:ベストカーWeb編集部/写真:編集部
■ベースグレード「GX」にガソリンがない意味
徐々に明らかになってきたランクル250。価格はすでにベストカーWebでもスクープとしてお伝えしているが下記のとおり。今回はファーストエディションは除外する。
【GX】520万円(ディーゼル)
【VX】545万円(ガソリン)、630万円(ディーゼル)
【ZX】735万円(ディーゼル)
一番ひっかかるのがベースグレードの520万円だろう。これはランクル300のGX(ガソリン)が510万円ということを考えればかなり高い。もちろんディーゼルエンジンだから……というのは分かるが、ランクル250の立ち位置としてはちょっと微妙だ。
しかしよく分析してみるとある事実に気づくはず。それがベースグレードなのに高価なディーゼルエンジンしか搭載していないという事実だ。これには大きな仕掛けがあるのではないか?
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■もしかすると400万円台前半のモデルが!?
ランクル250とプラドを直接比較するのはたしかにふさわしくないかもしれないが、現行型の150系プラドの価格は下記の通りだ。
【TX】367.6万円(ガソリン)、433万円(ディーゼル)
【TX-L】418万円(ガソリン)、484万円(ディーゼル)
【TZ-G】554万円(ディーゼル)
ランクル250は直接の後継モデルではないとはいえ、消費者からすればエントリーグレードがプラドの最上級モデルに迫る価格というのはなかなか痺れる。
ただトヨタだってマーケティングのプロ集団だ、エントリーグレードにガソリンモデルを投入してくる可能性は極めて高い。
ちなみにランクル250のVXのガソリン→ディーゼルの価格差は85万円ほど。これをベースグレードのGXに当てはめると435万円のガソリンモデルは設定できそう。
アルファードにも最廉価グレード「G」が追加されると噂だが、やっぱりランクル250でも同様の措置がなされると多くの消費者が納得するようにも思えるが……。
もちろん進化分の価格反映を考えると充分現況の値付けも理解できるし、性能があがれば価格に反映させるのは当然のこと。でも納期問題も相まってやや消費者はピリピリしているのは致し方ないだろう。
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