スポーツカーはSUVやミニバンのような快適性がない、趣味性が強いため販売が振るわず絶滅危惧種と言われていた。しかし嬉しいことに風向きが変わり、日本のスポーツカーはこれから黄金の5年間を迎える。その始まりとなるのが2024年。夏以降に登場する3台の精鋭の登場が今から待ち遠しい!!

※本稿は2024年5月のものです
文・予想CG:ベストカー編集部/写真:トヨタ・ホンダ・ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2024年6月26日号

■まずは2024年夏以降に3台が登場!

詳しい登場時期などは明らかになっていないが、2024年は「スポーツカー黄金の5年間」の始まりの年となりそうだ(ベストカー編集部が作成したトヨタ スープラGRMNの予想CG)

 黄金の5年間は2024年夏以降に口火を切る。日本の宝と言われるホットハッチのスズキ スイフトスポーツ、トヨタ スープラGRMN、ホンダ シビックRSの3台がデビューする。

 残念ながら現時点で明確なデビュー月は明らかになっていないが、7年ぶりに刷新されハイブリッドスポーツとして新章に突入するスイフトスポーツ、2018年デビューのGRスープラの集大成でGR渾身の究極モデルであるスープラGRMN、久々シビックに復活するRS(ロードセイリング)の称号が与えられるシビックRSという期待のモデルの登場に胸躍る。

■日本の宝はハイブリッドスポーツで新章に突入!:スズキ スイフトスポーツ

スズキ スイフトスポーツ(ベストカー編集部作成の予想CG)

 全長3990×全幅1750×全高1500mmとほぼ現行と同じでデザインもキープコンセプト。最大の違いは1.4L、直4ターボがハイブリッド化されること。価格は220万~250万円と予想。とにかく楽しみ!!

■モータースポーツで培ったノウハウを投入!:トヨタ スープラGRMN

トヨタ スープラGRMN(ベストカー編集部作成の予想CG)

 レーシングマシンのGT4で培ったエアロダイナミクス、400psオーバーにパワーアップされる3Lの直6ターボ、軽量化、足回りの強化などGR渾身の一台。

■クルマを操る楽しさを追求したスポーツシビック:ホンダ シビックRS

ホンダ シビックRS

 東京オートサロン2024で公開されたシビックRSは6MT専用車で、シビックタイプRがコンペティションスポーツなのに対し、RSは操る楽しさを追求したスポーツモデル。1.5Lターボは182psから200ps前後にパワーアップされると予想している。

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