フォルクスワーゲンと上海汽車の中国合弁、上汽フォルクスワーゲンは6月14日、新型コンパクトSUV『Tharu XR』を公開した。Tharu XRは、上汽フォルクスワーゲンの新たな主力SUVに位置づけられる。

Tharu XRは、上汽フォルクスワーゲンの『ティグアン』新型のデザインを踏襲しつつ、最新のデザイン言語を採用している。ボディサイズは全長4355mm、全幅1762mm、全高1605mm、ホイールベース2651mm。ティグアンの弟分といえる大きさだ。Tharu XRにはブラックとクロームの2つのデザイン仕様が用意される。

エンジンは1.5リットルターボと自然吸気の2種類が設定されている。1.5リットルターボエンジンは、最大出力118KWで、VTG可変ターボチャージャーや350barの高圧燃料噴射システム、ミラーサイクル、プラズマシリンダーコーティングなどの技術を搭載している。このエンジンはパフォーマンスと低燃費を両立しているという。

Tharu XRの登場により、上汽フォルクスワーゲンのSUVラインナップはさらに充実し、消費者に多様な選択肢を用意することができる、としている。

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