6月17日、BMW Motorrad Motorsportが2025年のFIMスーパーバイク世界選手権(WorldSBK)にROKiT BMW Motorrad WorldSBKチームとして参戦することを発表した。

ライダーはトルコ出身のトプラク・ラズガットリオグルとオランダ出身のマイケル・ファン・デル・マーク。

BMW Motorrad Motorsportのスポーティングディレクター、マーク・ボンガース氏は「トプラクとマイケルという2人のトップライダーをファクトリーチームに迎えることができて非常に嬉しい。彼らは近年、その実力を証明しており、来シーズンのBMW M 1000 RRで強力なデュオを形成するだろう」と述べた。

ファン・デル・マークは2025年でBMW Motorrad Motorsport WorldSBKライダーとして5シーズン目を迎える。一方のラズガットリオグルは2024年シーズンからBMWファミリーに加わっている。

ファン・デル・マークは「BMWと共に続けられることを非常に嬉しく思う。特に過去2年間の困難な時期を経ても、彼らが私を信頼してくれていることに感謝している。今年の結果も改善を示しており、チームの働きやBMW M 1000 RRの性能に満足している」と語った。

一方で残念なニュースも。ボノボアクションBMWレーシングチームのオーナー、ユルゲン・レーダー氏は2025年から個人的な理由でWorldSBKから撤退することを発表した。レーダー氏は「個人的な理由で2025年から撤退することを決めた。ファンやチーム、スポンサーに感謝している」と述べた。

BMW Motorrad Motorsportのマーク・ボンガース氏は「ユルゲン・レーダー氏の決定を理解しつつも残念に思う。ボノボアクションBMWレーシングチーム、ユルゲン・レーダー氏、チームマネージャーのマイケル・ガリンスキー氏、ライダー、技術者、メカニック、その他関係者全員に感謝している」と述べた。

BMWは引き続き全力を尽くし、今シーズンの残りのレースで強力な結果を目指す構えだ。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。