一部報道で新型ムーヴが今秋に発売されるとのウワサが。一連の騒動がなければ昨年7月ごろには納車スタート予定だっただけに、今さら感は否めないのも事実。でもでもかなり本気のデキで、N-BOX超えの先進安全装備で勝負を仕掛けるのだ。

文・写真:ベストカーWeb編集部

■ホントならとっくに発売済み……かなり売れそうな雰囲気の新型ムーヴ

写真は上級グレードのRS。2023年夏と書いてあるが、こちらは23年春に読者から頂戴した写真を再掲載

 本来ならとっくに発売され、多くの個体が納車されていたダイハツ 新型ムーヴだが、未だ登場せず。だが、生産が再開されたクルマも多く、あとは新型ムーヴの発売を待つのみという状況である。

 上記の通り開発は済んでおり、事実予約まで受け付けており、納車までしばらく今のクルマを!! という人が多かったのだ。車検を機に乗り換えを決意していた人からすれば「マジかよ」という話であり、各ディーラーも相当苦労されたとも。そのムーヴがまもなく発売されたというから、これは素直に嬉しいニュース。

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■N-BOX超えの先進装備!! しかも全車スライドドア

ACC装着モデルは電子パーキングブレーキとなるブレーキホールド機能も

 これまでムーヴはノーマルとカスタムの2本立てであったが、新型はそれをやめ1台体制で臨む。とはいえ上級グレードRSはかなりスポーティな見た目となるうえ、ターボモデルもラインアップする。実質今までと変わらない布陣となる。

 ここまでは想像の通りだが、新型ムーブで注目すべきは先進安全装備にある。衝突被害軽減ブレーキや一部グレードにアダプティブクルーズコントロールは当たり前として、軽にとっては未だ珍しいブラインドスポットモニターもセットオプションで用意されるのだ。

 この機能未だN-BOXなど売れ線モデルには装備しておらず、予定通り投入していれば、かなり話題となったはず。というのは、すでに日産 デイズやルークスに装備されてしまったから新鮮味が薄くなってしまったのだ。

 でも未だ採用例が少ないうえ、ムーヴほどのビッグネームに装備されるのはかなりデカい。これだけでもユーザーから注目されうる機能であることは間違いないはず。

 そしてこれまでヒンジドアで貫いてきたが、全車スライドドアとなることも注目ポイント。ライバルのワゴンR(フルモデルチェンジで採用される可能性大)やN-WGNにデイズなどは未だヒンジドアであることを考えると、かなりその存在感は光るハズだ。

 現段階では正式な発売日は明かされていないが、車両自体は完成しているため、諸々の条件やタイミングさえ合えば…という状況。タントもかなり厳しい戦いを強いられている今今こそ、新型ムーヴがダイハツ復権の起爆剤になれば!!!!!!!!

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