250ccとは思えない本格クラシックボバーのシルエットで注目を集める「サンダーモーターサイクル」から、新たにリアショックを備えた「SoftailThunder250(ソフテイルサンダー250)」が発売された。フルカスタムスタイルのクルーザーを気軽に楽しめるうえ、快適性まで上がっているというから嬉しい。

  文/Webikeプラス  

スプリンガーフォークにリジッドフレームのサンダー250が快適に進化

 2022年からTHUNDER MOTORCYCLES JAPANが国内に導入しているサンダー250は、シンプルなリジッドフレームに74スプリンガーフォークを備え、極小タンクと極太のタイヤを履くクラシックなボバー。日本と中国のカスタムビルダーが共同で仕上げたスタイルは、まるでカスタムハーレー「ロードホッパー」のような迫力のシルエットを持つが、エンジンは普通二輪サイズの249cc空冷Vツイン。小柄で取り回しもよく、二輪免許を取り立てのライダーでも手が届くモデルなのだ。

 その個性的なスタイルは、現行250ccクルーザーの選択肢が「レブル250」しかない現在、ライトなクルーザーが欲しいライダーにとってはとても魅力的。ところが先に述べた通り、こだわりのスタイルはリアショックを排したハードテイル仕様のリジッドフレームで実現されていた。

 そこで今回発売されたのが、ハードテイルのスタイルはそのまま、シングルのリアショックを備えた「ソフテイルサンダー250」だ。とはいえ、ぱっと見はほとんどハードテイルと変わらない。これは本家ハーレーのソフテイルファミリーのように、スイングアームからモノショックを水平にレイアウトしているから。よく観察すると、シングルシートの下のカバーやフレームと別になったスイングアームで、ハードテイルと区別ができる。これによってクールなボバーシルエットと、快適なクルージング性能を両立したというわけだ。

 注目のソフテイルサンダー250、気になる価格は97万8000円。ハードテイルモデルも継続してラインナップされており、こちらは93万8000円だ。国産クルーザー「レブル250」より高い価格設定ではあるが、誰とも被らない美しいマシンには、それだけの価値があるといえるだろう。販売は2024年6月現在、全国に21店舗があるTHUNDER MOTORCYCLES JAPANディーラーが取り扱っている。

 

 

 

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ソフテイルサンダー250[2024]主要諸元

・全長×全幅×全高:2210×750×980mm
・ホイールベース:1540mm
・シート高:650mm
・車重:175kg(乾燥)
・エンジン:空冷4ストロークV型2気筒SOHC2バルブ 249cc
・最高出力:17.6PS/8000rpm
・最大トルク:1.9kg-m/6000rpm
・燃料タンク容量:7L
・変速機:5段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=5.0-16、R=5.0-16
・価格:97万8000円

 

詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/383262/

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