BMWは6月28日、BMWとMINIのドイツ向け最新モデルに搭載されたビデオアプリを通じて、車内でサッカーの試合をライブ観戦できるようにした、と発表した。
これは、BMW Operating System 8.5およびBMWとMINIのOperating System 9を搭載した車両で利用可能。ドイツ国内のユーザーに向けたサービスだ。
この新機能により、ユーザーは車載センターディスプレイでサッカーの試合をライブストリーミングで楽しむことができる。試合のライブストリームは、公共放送局のコンテンツを配信するプラットフォーム「Joyn」を通じて視聴可能。ただし、安全対策として、車両が走行中はビデオストリーミングが自動的に停止する仕組みになっている。
ビデオアプリ「DTS AutoStage Video Service powered by TiVo」は、ニュースやライブストリーミング、オンデマンドコンテンツなど、さまざまなビデオコンテンツを用意。現在、このサービスはドイツ、イギリス、アメリカ、フランス、イタリア、スペイン、韓国で利用可能で、今後オーストリア、スイス、ポーランドなどの国々への拡大が予定されている。
ドイツでは、ニュースアプリ「Tagesschau」やストリーミングサービスのJoynが利用できる。このビデオストリーミングプラットフォームは、今後もさらに多くのコンテンツを追加していく予定だ。
BMW Operating System 8.5は、デジタルパッケージ「BMW Connected Package Professional」と連携。パッケージを利用することで様々な車両サービスをまとめてアクティベートすることができる。同様にBMW Operating System 9は、BMW Digital Premiumと、MINI Operating System 9はMINI Connected Packageと連携している。
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