関東工業自動車大学校は7月2日、若年層の自動車に関する意識調査の結果を発表した。調査は同学校が運営する「自動車整備士お役立ち情報」にて、18歳~29歳の男女130人を対象に、4月25日~5月8日の期間行われた。

●自動車の興味がある割合は?

調査結果によると、90%の若者が自動車に興味を持っていることが明らかになった。これは、若者の車離れが進んでいるという一般的なイメージとは対照的な結果である。特に、自動車業界が抱える課題として若者層の関心低下が挙げられる中で、この結果は新たな視点を提供する。

さらに、環境に優しい車に関する興味関心は91.5%に達し、若者が環境問題に対して非常に敏感であることが示された。電気自動車やハイブリッド車の開発・普及が進む中で、若者層のニーズに応えることが今後の市場競争において鍵となる。

●車に関する情報はネット関連からが多いものの…

「車に関する情報はどこで得ていますか?」という質問に対しては、51.5%が「家族や友人から」と答えた。次いで「SNS」が43.1%、「YouTube」が38.5%、「ネットニュース」が36.9%という結果だった。これにより、若者が信頼できる身近な人々からの情報を重視していることがわかる。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。