マセラティジャパンは7月4日、店舗デザインの新グローバルコンセプトを日本で初めて採用した「マセラティ目黒」(東京都目黒区)のオープンニングセレモニーを実施した。新店舗の運営はSKY GROUPのトライデントイタリアが担当し、7月6日にリニューアルオープンする。

新しい店舗は、ニューヨークを拠点とするEight Inc.との協業で生まれ、マセラティのイタリアンラグジュアリーとクラフトマンシップを表現している。サルトリア(仕立て屋)とオフィチーナ(工房)が融合し、顧客が想像力と情熱を開放しながら、オーダーメイドでスポーツカーをデザインできるようなスペースを提供する。

新グローバルコンセプトストアは、従来の無機質なカーショールームとは異なり、イタリアらしい美しさで彩られた空間を提供する。2024年内には関西初として心斎橋店、2025年明けには日本最大級となるマセラティ横浜がオープン予定だ。

目黒店内は、イタリアの古い田舎町を思わせるアース調のカラーパレットで統一され、カッシーナのカスタム・インテリアによる家具やディスプレイが配置されている。柔らかな光で照らされた壁面ディスプレイには、ハンドクラフトレザーのサンプルも展示される。

さらに、個室のコンサルテーションルームでは、大型スクリーンに映し出される最先端のMXE 3Dデジタルコンフィギュレーターを体験できる。試乗や車両引き渡しの思い出を「ローンチパッド」で体験することが可能で、マセラティ車を受け取る瞬間を家族や友人と共有できる。

この新グローバルコンセプトストアの究極のマセラティ体験は、「フォーリセリエ」と呼ばれるカスタマイゼーション・プログラムである。顧客は自身の個性と創造力を組み合わせて、唯一無二の車をデザインすることが可能だ。

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