中古車相場が大きく動くのがフルモデルチェンジのタイミング。そこで、2023年10月に大規模な改良を行ったマツダ ロードスターの中古車相場の動きを、改良直前の時期と比較してみた。最高のさらに上を目指した大幅改良で中古相場はどうなったのか!?

※本稿は2024年5月のものです
文/萩原文博 写真/マツダ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年6月26日号

■マツダ ロードスター(現行型:2015年~)

マツダ ロードスター(現行型)。2015年に登場。ソフトトップの1.5Lエンジンは136ps/15.5kgmを発揮。2023年10月に新型LSD搭載など大幅改良を実施した

 2015年5月に登場した現行型ロードスターは、高剛性と軽量化を両立したボディを採用し、ライトウェイトスポーツへと原点回帰することで、マツダが掲げる「人馬一体」のドライブフィールを達成している。

 2023年10月の大幅改良では、走行性能の進化をはじめ、コネクテッドサービスが導入されている。

 改良直前の中古車の平均価格は約219.2万円。対して現在は約235.6万円と値上がり。これは大幅改良後のモデルが早くも市場に流入したことによる影響で、実質的に中古相場は横這いといえる。

●マツダ ロードスター(現行型)
・大幅改良(2023年10月)直前の中古車平均価格:約219.2万円
・2024年5月上旬の中古車平均価格:約235.6万円(約16万円上昇)
・中古車オススメ度:★★☆☆☆

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