新型車がクルマ好きの耳目を集めるいっぽうで、ひっそりと役割を終え、姿を消していくクルマもある。ここでは、新車販売の4割以上を占める軽自動車の絶版モデルをご紹介。人気の軽自動車にも、はかなく消えていくモデルはあるのだ!!

※本稿は2024年5月のものです
文/永田恵一 写真/スズキ、スバル、三菱、ダイハツ
初出:『ベストカー』2024年6月10日号
※本記事の絶版年は基本的に生産終了年としています

え、あの定番車も大変なの…..

 新車販売の40%を超える軽自動車の人気は依然高止まりしているが、その大半はスーパーハイトワゴン軽自動車で、かつて隆盛を誇ったワゴンR、ムーヴも苦戦しているほど。それゆえ個性派モデル、新参モデルの人気は長続きせず、絶版の憂き目に。

 かなり激戦区だが、だからこそ残っているクルマの強者感というのだろうか、とにかく完成度の高さに惚れ惚れとしてしまう。

記事リンク

前の記事

究極の悩み!! 150万出すなら新車と高級中古どっち!? 新車なら軽、中古ならベンツもイケる!!

次の記事

先代[N-BOX]の中古車相場が約10万円アップ!? 新型登場も旧型が高騰するワケ

■スズキ ツイン(1代限り・2003~2005年)

スズキ ツイン(2003~2005年)

 軽シティコミューターで、価格も安かったが、総合的に考えればアルトのような軽セダンのほうが実用的だったこともあり販売も低迷。

記事リンク

前の記事

究極の悩み!! 150万出すなら新車と高級中古どっち!? 新車なら軽、中古ならベンツもイケる!!

次の記事

先代[N-BOX]の中古車相場が約10万円アップ!? 新型登場も旧型が高騰するワケ

■スバル R1(1代限り・2005~2010年)

スバル R1(2005~2010年)

 ツイン同様の軽シティコミューターだったが、R1はプレミアム感を追及。デザインも美しかったが、いかんせん実用性に欠けていた。

記事リンク

前の記事

究極の悩み!! 150万出すなら新車と高級中古どっち!? 新車なら軽、中古ならベンツもイケる!!

次の記事

先代[N-BOX]の中古車相場が約10万円アップ!? 新型登場も旧型が高騰するワケ

■三菱 i(1代限り・2006~2014年)※i-MiEV除く

三菱 i(2006~2014年)

 RRレイアウトのユニークな軽乗用車。RRのメリットがBEVのi-MiEV以外薄く、価格が割高だったのも売れなかった原因だろう。

記事リンク

前の記事

究極の悩み!! 150万出すなら新車と高級中古どっち!? 新車なら軽、中古ならベンツもイケる!!

次の記事

先代[N-BOX]の中古車相場が約10万円アップ!? 新型登場も旧型が高騰するワケ

■ダイハツ ウェイク(1代限り・2014~2022年)

ダイハツ ウェイク(2014~2022年)

 スーパーハイトワゴン軽を凌駕する全高がセールスポイントの軽乗用車で、その売りの高さにより操安や燃費が悪化。過ぎたるは及ばざるがごとし!?

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。